2016年4月12日火曜日

ミズスマシ

記憶の片隅にある会社から連絡が入り・・・とある機械装置の現在価格を聞かれました。「うちは価格改定は認めないのですよ。」と偉そうな口ぶり。「別に卸す気は無いですが・・・」と答えました。何かぶつぶつ言っていました。「弊社は御社の下請けですか?弊社製品を購入したことも無い会社から、何故、価格改定は認めないという発言を受けるのでしょうね・・・」紳士的に尋ねました。いきなり記憶にある役職者と電話が変わり・・・「お久しぶりで大変失礼していま~す!」・・・ミズスマシみたい・・・と思いました。私は気持ちの合う経営者にしか製品は出しません。

役職者の話を聞き流しながら・・・製造原価の事を別の回路で考えていました。画像の製品は弊社特許製品です。今週仕上げをしなければいけません。一般の白物家電の定価で考えると、1基税別で90万円程になります。工業製品の価格を考えると・・・「クラクラ」来ました。気持ちの合う会社には赤字で出荷していたことを思い出しました。気持ちと言うのは面白いものです。何かしてあげたいと思うと利益をどんどん削る癖が抜け切れません。良くこれでやってるな・・・と反省しました。

後輩でミズスマシのようにすいすいと営業をこなし売り上げを毎年伸ばしている社長がいます。彼のにこやかな微笑を思い出しました。営業マンのにこやかな顔を見るよりも頑固技術者の渋い顔が好みです。私は全く以って営業向きではないですね。